ことぶきのゆらり歴史

暮らしに歴史のエッセンスを取り入れて香りづけ。日々の中に見つけられる歴史の楽しみを綴った、ゆる歴女のブログです。 一緒に楽しんでいただけたなら嬉しいです♡

『西郷どん展』と上野公園おすすめスポット

 

“西郷どん”の生涯に思いを馳せて、上野の森をゆらり散歩。。。

 

 

NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」』はご存知ですか?

西郷隆盛の魅力のすべてを味わいつくす展覧会” と銘打っているだけあって、見どころいっぱいの展覧会です。

西郷どん展と合わせて訪れたい場所やランチスポット等、ちょっとお散歩気分で楽しめるお出かけのコースをたててみました(^^)

幕末維新の激動の時代背景と西郷どんの生涯に思いを馳せながら、上野公園周辺をのんびり歩いてみませんか🌸

 

 

 

f:id:kotobukirekishi:20180531134654j:plain

 

 

  🕙10:30 

 

 東京芸術大学美術館 特別展「西郷どん」

 

西郷隆盛の風貌を最も忠実に伝えるとされる、石川静正という人が描いた肖像画から、展覧会はスタートします。

この人は絵画が本業ではなく、生前の西郷と幾度も接した庄内藩士で、西郷没後に油絵を勉強して描いたのだそう。

これを見て西郷を知る多くの人が称賛したそうです。

この絵で見る西郷さんはトレードマークの太い眉はイメージ通りですが、垂れ目がちの大きな瞳で包み込むような静かな眼差しや、かすかに微笑むような口元は、なんだか繊細で優しげな雰囲気が漂います。

私は西郷さんに対してはどちらかと言うと豪傑で策士家な印象が強かったので、意外でした。

西郷隆盛は写真が1枚も残っていないことから よく目にする肖像画は本人とは全くの別ものだとかいう話も耳にしますが、この展覧会で展示されていた何枚もの肖像画を見る限り、私達が持っているイメージと大きく相違はないようです。

丸刈り頭に太い眉、彫りの深い顔立ち。180センチの長身で体格が良かったであろうことは、彼が実際に着用したとされる衣服の展示物からも納得できました。

西郷隆盛だけでなく幕末の主要人物に関する展示も数多くあり、またそれぞれに丁寧に説明文がついていて、順に見ていくだけでそのまま幕末維新の歴史のお勉強にもなります。

篤姫の輿入れの際の嫁入り道具や所有していた着物が特に印象に残りました(^^)

西郷が妻や友人に宛てた手紙や、“奄美大島で謹慎中に作ったとされる釣りの道具”という個人的なものから、倒幕の勅も!おお!!

小話的な説明文がちょこちょこあったり、映像展示もしっかりと長めで、派手ではないけれど内容の濃い、とても面白い展覧会でした。

今まで好きでも嫌いでもなかった西郷どんに、がぜん興味がわいてきました!

始まったばかりだからか空いていて、かなり快適に見る事ができました。

 

 

東京芸術大学大学美術館にて

2018年5月26日〜7月16日まで(以降、大阪、鹿児島で順次開催予定)

10:00-17:00  毎週月曜日休館(7月16日は開館)

 

 

 

🕛12:30 

西郷どん展を見た後は

cafe Moineau(カフェ モアノ)で軽めのランチ

東京芸術大学美術館のすぐ裏手にひっそりと佇むカフェです。

白を基調としたフレンチシャービックな空間でいただけるのは、ガレットとクレープ。

日本史に浸った後にフレンチカフェ!?それもまた良しということで(^^)

ガレットはしっとりと食べやすくて、サーモンと野菜の味付けもちょうど良く、美味しい。

店内はそれ程広くはないけれど、中庭に面していて開放感が感じられます。とても静かでゆったりした空気が流れていて、読書にもぴったり。乙女な気分に浸れます♡

お庭には白い紫陽花が咲いていました💮

隣の部屋には雑貨のショップが併設しており、床には大きな大きなワンちゃんが昼寝していました。  

お腹が満たされたら紅茶を飲みながら外の景色を眺めて、ほっとひと息。

 

f:id:kotobukirekishi:20180531151413j:plainf:id:kotobukirekishi:20180531151433j:plain

 サーモンのガレット1200円  紅茶500円     

 

 

cafe Moineau  03-5834-7903

11:00~18:00(L.O.17:00 ) / 定休日 月・火曜

 

 

 

 🕑14:00

 

徳川将軍家ゆかりのお寺 寛永寺

 

f:id:kotobukirekishi:20180601141710j:plainf:id:kotobukirekishi:20180601142016j:plain 

 寛永寺の創建は寛永二年(1625年)。

徳川家康、秀忠、家光の三代にわたる将軍の帰依を受けた天海大僧正が、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門にあたる上野に建立し、後に増上寺と並んで徳川家の菩提寺も兼ねるようになりました。

江戸末期までは、上野公園全体の広大なエリアが全て寛永寺の敷地だったそうです。

 

 寛永寺明治維新の時、幕府側の一部が彰義隊としてたてこもり、新政府軍との戦いの場となってしまいました。

その上野戦争で敷地の大半が炎上し、さらに維新後は明治政府の命令により広大な境内の大部分を縮小するかたちとなりました。

それが今日、動物園や美術館が建ち並ぶ市民の憩いと学びの場 · 上野公園となっています。

老若男女で賑わう平和の象徴のようなこの地に、150年前、悲しい戦地となった歴史があったのですね。

 

「勝てば官軍…」という言葉もありますが、“敗者”である幕府軍の人達にもそれぞれの正義があったのでしょう。

 

後に西南戦争へと突き進んでいった西郷隆盛の脳裏には、戊辰戦争で無残に散っていった幕府軍の姿があったのかもしれません。

 

 

 

🕒15:00

 

上野公園内 西郷隆盛

 

f:id:kotobukirekishi:20180531212533j:plain

 

やっぱりちゃんと見ておこう。

上野の森美術館の近くにあります。

西郷どん展では、この銅像の制作過程の古写真の展示もありましたよ。西郷さんの顔面がのっぺらぼう! 今展が初公開だそうです。

 

 

 

 f:id:kotobukirekishi:20180531151503j:plain

  最後に 上野の森さくらテラス の iacoupe(イアコッペ)で、おやつのコッペパンサンドを買って、今日のゆらり散歩は終了です。

 

 

西郷隆盛の生涯と上野公園の歴史に、新しい発見があった1日でした(^^)

気が向いたら出かけてみてはいかがでしょうか♡